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家庭医療って?

今回は昨年度の夏期セミナーにて初日講演を飾ってくださった名古屋大学、伴信太郎
先生に「家庭医療とは?」に関するお話をいただきました。

 

【自己紹介】Ban_5
1979年京都府立医科大学卒業。
     京都府立医科大学小児科研修医
1980年より 米国クレイトン大学家庭医学科レジデント。
1983年から6年間国立長崎中央病院にて 卒後研修指導医。
1989年に川崎医科大学総合臨床医学教室に移り、講師を経て1993年 より助教授。
1998年10月1日より名古屋大学医学部附属病院総合診療部 教授。

 
 主たる関心領域:「家庭医学教育」ならびに「基本的臨床能力の教育」と、それらの教育に関する研究。また、日米医学医療交流財団常務理事として若手医師の海外臨床留学を支援している。

【家庭医療って?】

年齢、性別などを問わず家族のあらゆる健康問題の相談にのり、対応していく活動。医療のみならず、保健活動や福祉との連携なども重要な活動となる。 
また、患者さんの日々の生活に目を配りながら、その人・家族にとって何が問題なのか、どうすることがその問題への対応として最も適切なのか、を考える姿勢が「家庭マインド」と言えると思います。

 
【家庭医療が必要な理由】

 高度先端医療と家庭医療は人の健康を守る車の両輪と言えるものです。家庭医療を実践しようとすると、幅広い知識・技能と家庭医マインドが求められます。
 

【若い人たちへのメッセージ】
 人間の健康問題で、診察や検査で異常が出てくる問題は50%もありません。患者さんの身体面だけではなくて、心理・精神面、社会的側面にも目を配りながら、家族、医師以外の医療関係者、さらには医療とは直接関係はしないけれども患者さんを取り巻く人々と連携して、一緒に考え、取り組みを模索していくような活動が、多くの場合に求められます。そのような活動を最も的確に実践できるのが家庭医だと思います。日本で家庭医の本格派になれるのは、皆さん達の年代の人たちです。期待しています。

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